新宿の名イタリアンが北参道に移転してきたようです。
コンヴィーヴィオ
ガスパチョ
こんなに美しいガスパチョお目にかかったことがないです。
スープだけでもすばらしいですが、ソテーしたイカゲソが
またアクセントとなっていて深い。
スプマンテ
前菜盛合せ
みるからに手の込んだ感じ。
実際一品ずづいただくとかなり手間暇かけて仕込んでいるのがわかります。
特にフォアグラ(コーンクッキー添え)とホロホロ鳥が圧巻。
味付けが繊細に計算されているのもすごいです。
というかこの前菜、ワイン好きなシェフのたくらみです。
前菜だけでワイン二杯すすみましたから…..w
本日ワインはすべておまかせで。
昼からワインのチョイスをソムリエにゆだねる贅沢。
サン・ヴィンチェンツォ アンセルミ
パンも自家製だそう。
フォカッチャとカレンズの小さなパン。
こちらも食べすぎ注意です。
本日いちばん好みだった白。
樽のきき方がツボでした。
マラミエーロ プンタ・ディ・コーレ・シャルドネ
ペンネ 穴子のアラビアータ
乾麺は30gかな。
穴子は主張しすぎず、しっかりと出汁がきいています。
濃厚なトマトソースはシェフの自信がみなぎっていてさすがといった感じ。
ここで赤とロゼを。
このロゼが衝撃的な美味しさ。
モンテプルチアーノ・ダブルッツォペラーディ
自家製タリアッテレ蝦夷鹿のラグーソース
大好きな蝦夷鹿。
シンプルですが何か特徴的なスパイスが一種はいっているような。
麺は手打ち特有のモチモチ感がたまらない。
ここ2週間ほど一眼レフのレンズが調子悪く
iPhoneで撮影しているのですが今日は一眼で撮影できないのが悔やまれるなぁ。
リボッリータ
「どんなお料理だろう」とあえて質問せずにわくわくしておりましたこちら。
トスカーナの家庭料理だそうで家で
あまった野菜やパンを水を入れずに煮込んだものだそう。
お店や家庭によってやや形状は異なるとか。
ちいさなストーブ皿に盛られています。
たしかにパンが水分をすったスープといった感じ。
ミネストローネにも近い味。美味しいです。
さて、いよいよメイン。
仔羊のロースト
彩が綺麗。
二種のソースも華やかですが、けっしてお肉の邪魔をしていない。
羊は肉の旨みを最大限にだすようきっちり焼かれています。
骨のまわりのお肉まで完食。
桃のドルチェ
これだけワインを飲んだ後なのでドルチェは…
といつも思うのですがこちらのデザートはちゃんと計算されていました。
ヨーグルトのパンナコッタに桃のコンポートが優しい。
量もきちんと食べられるよう配慮されている感じですね。
さいごの珈琲と焼菓子まで堪能しました。
とても気さくなシェフ(お若い!!)やスタッフの対応もとても気持ちがよく
きちんと教育されているのがうかがえます。
3月に移転されたようですが、きっとかなりの常連さんがいるんでしょうね。
ランチはかなり優雅な気分があじわえ、
この内容では驚異のコストパフォーマンスかと。
イタリアン激戦区となりつつある北参道にさらなる新風を巻き起こしてくれそうです。
コースは月替わりだそうなのでまた来月伺います。
今日もごちそうさまでした。
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