ICARO

評価が高くて気になっていたICAROへ。

ウナギのマリネマントヴァ風ハーブサラダ添え

マントヴァ風とは魚のくさみなどを消すハーブやビネガーなどをきかせる調理法らしいですね。
ウナギの香りがとてもよく、スモークしていたのかも。
スタートは白ワイン
アバツィアディノヴァチェッラミュラートゥルガウ 2010

修道院で作られるワインだそう。ミュラー・トゥルガウという品種。
ホワイトアスパラガスのソテーカルボナーラソース
グァンチャーレ添え

この時期はメニューにホワイトアスパラガスをみつけたら即注文。
10年前は例のこってりオランダソースでだされることが
多かったけど、ここ数年は日本でも侵透したおかげか
こんな洒落た一品が増えましたね。
ベーコンのようにみえるのがグァンチャーレ=豚トロを塩漬けにして2、3週間寝かせたもの
パッパルデッレ蝦夷鹿の煮込みソース

ICARO名物ともいえる蝦夷鹿のラグーパスタ。
麺の太さとソースの絡み方がすばらしい。
テヌータ・カパルツォ
ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ　リゼルヴァ 2004

蝦夷鹿で軽くあいてしまいました….笑
熊本産馬フィレ肉のグリル

カツレツと迷いましたがグリルに。馬肉の旨みを
そこなわないようにソースも最小限にとどめてありました。
そえられた鎌倉野菜も綺麗。
ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ・リゼルヴァ・ソルデーラ2004

ちょうど先週BESSHOでみかけて飲んでみたーいと思ってたワイン。
（酒屋で30000円越えでしたが….）
まさかICAROで飲めるなんて…..感激….
2004年は入荷がとてもすくなかったそうで更に希少なワインだそうです。

ひさしぶりに極上のワインを堪能させてもらいました。
ティラミス

これ以外にもなんともそそられるステキなデザートが5種ほど。
・ピスタチオのブリュレ　リコッタチーズのジェラート
・りんごのストゥルーデル　バニラのジェラート
・カタラーナ
・チョコレートのテリーヌ　ピスタチオのジェラート
・バニラジェラート　アッフォガートヴィン・サント・デル・キャンティ・クラッシコ・カステルグレーヴェ 1999

このお店、予約時に来店者全員がお酒をのむかどうか問われます。
要はお酒をのむことが来店の条件なわけです。
（お料理とお酒を一緒に楽しんでほしいという心意気です）
たしかにメニューを見るとついついワインが進んでしまうものばかり。
私のようなのん兵衛にはかなり危険で魅惑的なお店です。
店内の雰囲気は飾らずいたってシンプルな感じ。
お料理とワインへの情熱とこだわりはつねに感じられました。
ホスピタリティも気取らず、気さくですが、
こだわりはかたくなに守っているという風格が伝わってきて
知識の豊富なスタッフとのやりとりがとても楽しかったです。