とにかく予約がとれない、念願のバカールへ。
かれこれ半年近く待ったかも。
きょうはおすすめをアラカルトでいただきます。
有機野菜のバーニャカウダ
~ズワイ蟹とカニミソのソースで~
こんなに彩り美しく新鮮な素材が盛りこまれたバーニャカウダ
は初めてで感動。
これが名物ともいえる能登産の蟹ミソソース。
濃厚だけど野菜のうまみをちゃんとひきだしてるのがすごい。
稚あゆのフリット
懐石料理風のもりつけがたのしいですね。
一本目は白。
あさつゆ ケンゾーエステイト 2009
辻本憲三氏が誇るナパヴァレーのワイナリー。
1軒目でかなり飲んできましたが香りの違い、歴然。
関アジとウニのマリアージュ
関アジとかウニとか迷ってたら
シェフ、メニューにないものを作ってくれたようです。
海の幸を封じ込めたところに温泉卵の組合わせ、最高◎
ブルターニュ産小鴨のソテー
肉の弾力がすごい、味が濃い、ソースが旨い◎
二本目の赤。
ヴォーヌ・ロマネ 2006
ピノ好きを伝えておすすめを選んでもらいました。
自家製ブリオッシュと日替わりパン
生キャラメルとコーヒー
バカールの営業は若いオーナーソムリエとシェフの二人三脚。
オーナーはワインはもちろん、食べたい食材や
今日のおススメなどお料理まで親切にサポートしてくれます。
お料理はコースも悪くないですが、断然アラカルトがおすすめ。
一皿の値段にちょっとプラスするだけで二皿のサーヴにできますし
黒板にかかれたその日のおすすめ料理は全部制覇したくなるほど
魅力的なので。
ちなみにこの日のアラカルトを一部紹介。
・ニュージーランド産子羊のパイ包焼
・イワシとフォアグラの鉄鍋焼おこげご飯
・長崎産甘鯛の松笠焼
・うずらの丸ごとハム「ジャンポン・キュイ」
私たちはもう二皿(伊勢エビと鉄鍋ごはん)頼む予定でしたが、
オーナーに「このくらいがちょうどいいですよ」とストップされたお料理でちょうど満腹に。
店内の内容はシンプルでけっして豪華とはいえませんが、
本当に美味しい料理をもとめてやってくる常連さんの熱気でみちあふれています。
そんな客の相手をするオーナーのやりとりもまたBGMのように感じられ心地よく、ひさしぶりに素敵なビストロに出逢えて大満足。
シェフからお土産いただきました☆
すでにまた食べたくなっているのですが、
次回の予約はいったいいつ頃とれるのかしら…